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Exhibitions

橋川 昇平 展

虚構器官

2024年5月14日(火)〜5月25日(土) 
12:00〜18:00(月曜・休)

  

芸術を巡って美学と文化人類学の経緯を見ると、以下のようなことが言えると考えられる。

  1. 美や作品に本質はないため、いつ構築されるかが問題となる。
  2. モノを芸術にする制度とは何かという問いは、植民地政策に関連する非対称的な権力構造を批判することと密接につながる。
  3. この制度批判の実践において、芸術と芸術のようなモノの境界は再定義され続ける。その中では、作者・作品・観者(享受者)の間の関係性が問題として浮上する。

従って、作者・作品・観者の間の制度を批判することによって美や作品が構築される時を示す装置としての作品および展示を行う。