庄司 達 コピーによる作品 1972
▶お知らせ
「緊急事態宣言」を受け、4/17をもって展覧会を中止とさせていただきます。
2020年4月14日(火)〜中止
営業時間:火曜日〜土曜日:12:00〜18:00
■ 展示風景VRページでご覧いただけます!(新しいページで開きます)■
<Discover Japan ?>庄司 達・コピーによる作品 1972
庄司 達は1960年代より布を素材とした造形作品やインスタレーションを展開してきました。「赤い布による空間シリーズ」「CROTH BEHINDシリーズ」など、大きな布を天井から下がる無数の糸で吊るした作品、布が裂ける限界ギリギリまで生地を引っ張った作品など、柔らかな布のもつ特性を活かした表現をしてきた美術作家として知られています。1970年第10回日本国際美術展「人間と物質」に出品した作品は、コピーした新聞紙と52枚の新聞紙を展示し話題を呼びました。今回は、1972年ギャラリー16での個展で展示していた「コピーによる作品」を展示します。市販の絵はがきをマイクロフィルム撮影、それを拡大コピーしその上にポスターカラーの赤色で線を描き加える、対象の形を部分的になぞったり、図柄に関係なく枠組したり、直線や曲線が画面に加えられている。既存の絵はがきのよく見る風景に赤色の線が入る事で見え方が変わってくる、それは既存のものの認識の仕方を打ち破っていたり裏切っていたり・・・・48年たった今、再認識してみてはどうでしょうか?