2019年5月14日（火）〜5月19日（日）　
12:00〜19:00（最終日〜18:00）

　　

▶ステートメント
本展覧会に展示する一連の樹脂作品は絵画である事を標榜しています。
抽象表現主義からハードエッジを経てミニマリズムへと至る絵画立体化の歴史。その流れを踏襲し、自作において透明樹脂ブロックを立体のカンヴァス（支持体）とみなし、独自の技術により絵画として構成する事がこれらの作品には意図されています。
　そして、そこに描かれる具体的・抽象的モチーフは中世の仏教思想である「本覚」をヒントに、現代による視点を加え制作されています。

▶プロフィール
１９７６年　奈良県出身
２００１年　広島市立大学大学院　芸術学研究科　彫刻専攻　博士前期課程修了
２０１８年　元興寺文化財研究所　入所