2024年9月17日（火）〜9月28日（土）
12:00〜18:00（月曜・休）
○最終日9月28日（土）は〈ニュイ・ブランシュKYOTO2024〉開催のため21時まで

▶︎ニュイ・ブランシュKYOTO2024　　 https://nuitblanche.jp/

　

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ものの見え方に興味があり、制作をしています。生活の中にある自分にとって身近なものと、自分とは縁遠い異国の風景を組み合わせ、代わり映えのない日々がはっとなるような作品をつくれたらと考えています。

羽部ちひろ

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羽部ちひろさんの描き出す絵画の入り口は、日々の生活の光景。その入り口から現れる無垢な自然。そこに自分と繋がる感覚を誰もが感じるのではないでしょうか。

広々とした大地、空、そして木々や草花。雪解け水が煌々と湧き出し、山に続く細い道には生きものが佇む気配。北海道に生まれた羽部さんの記憶のアルバムや憧れの光景が、日々の生活とつながる場所、それが彼女の描き出す絵画です。「制作に集中している時には作品に入り込んでいる様な感覚」、「頭の中で今描いている絵について物語を考える事もある」と作者。そこには描くことで立ち現れる空想の中を旅する作者の悦びがあり、画面上で出会ったアイデアにささやかな面白みを見出してはクスッと微笑む姿が目に浮かぶようです。

本展では、最新作を含む絵画とドローイング 約40点の作品を一堂にご覧いただきます。それぞれの作品が時と場所と空間をシャッフルして初めて出会ったかのような景色を生み出すでしょう。作者にとって、そして観るものにとって「違う見え方」こそが新たな光景です。

ギャラリー16　塩田京子

　

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