2022年10月18日（火）〜10月29日（土）　
12:00〜18:00（月曜・休）

　　

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昨年のコロナ禍2年目の夏から、今年戦争が始まった冬、そしてそれ以降に続いて、それまで輝いて見えたものが、徐々に輝きを失っていくように感じるようになったことに驚いている。どんどん身近な風景も色あせて、灰色に見えるようになったのである。そのこころの現象は、旧新約聖書に何千年もわたって描かれている世界の終わりを思い出させた。それは、月は光を放たなくなり、太陽は暗くなる、という記述。光がなくなれば、色は失われる。しかし、同時に、そこから回復される世界は美しく色で満ちていることも黙示録に記されている。黙示録はいまだ実現してない。それを私は待っている。これは荒唐無稽なことだろうか？私にとっては深刻なその問いに向き合うために、この作品を制作した。

森本加弥乃

　

▶︎森本 加弥乃　MORIMOTO Kayano

・略歴

1961  東京生まれ

1985  東京造形大学　絵画科卒業

2016  京都嵯峨芸術大学大学院修了

・展覧会歴

2014  09  グループ展　千葉市　ギャラリー睦　

2015  05  京都国際現代芸術祭(PARASOPHIA)関連展

　　　　《未来と記憶のCROSS ROAD》京都市堀川商店街

2015  10  「日韓現代美術の今」　韓国清州　シェマ美術館

2016  02  京都嵯峨芸術大学大学院修了制作展  京都市美術館

2016  07  個展　《INSIDE/OUTSIDE》　ギャラリー16

2016  11  木津川アート　2016  京都府木津川市

2016  12  徳島LEDアートフェステイバル　徳島県徳島市

2018  02  個展　《Sanctuary》　galerie16

2018  11  木津川アート2018  京都府木津川市

2019  12  個展《Resurrection》　ギャラリー16

2020  12  個展　《CROSSES》　ギャラリー16