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Exhibitions

BACK AND FORTH – special

岩田重義・高﨑元尚・宮本浩二

岩田重義 IWATA, Shigeyoshi
高﨑元尚 TAKASAKI , Motonao
宮本浩二 MIYAMOTO, Koji

2017年9月19日(火)〜9月30日(土) 
12:00〜19:00(日曜・最終日〜18:00/月曜・休)

  

「BACK AND FORTH」シリーズは、ギャラリー16がスタート当初から時代を追って関わってきた展覧会や作品の中から、今の時代の中でもう一度見直そうという主旨の展覧会です。
今回はスペシャル・バージョンとして岩田重義・高﨑元尚・宮本浩二の3氏による表現の時代を同じくする頃の作品を展示いたします。
 
 
岩田重義 Shigeyoshi IWATA:
1935年滋賀県生まれ。1958年京都市立美術大学(現:京都市立芸術大学)日本画科卒業。既成団体の封建性に満足出来ず、日本画の前衛を目指して1959年に京都で旗揚げされた「ケラ美術協会」の創立メンバーのひとり。約4年という短い期間ではあったが、多数のエネルギッシュな展覧会を開催し注目された。海外からも高い評価を受け、1964年に日米文化協会の招待で渡米。
【展示作品】《ガードしたのドブ川》1957年/《断層》1957年/《黄いろな》1960年 ほか
 

高﨑元尚 Motonao TAKASAKI:
1923年高知生まれ。1949年東京美術学校(現:東京芸術大学)彫刻家卒業。1952年出身地高知で長方形や半円などの幾何学形体を色面で構成した平面作品で創作活動を開始。試行錯誤を経て、1963年には正方形に切り取ったキャンバス片を黒い板に貼付けた《装置》が誕生する。1965年より「具体美術協会」に参加。
【展示作品】《装置》1966年
 

宮本浩二 Koji MIYAMOTO:
1935年兵庫県生まれ。1958年京都市立美術大学(現京都市立芸術大学)
洋画科卒業。独立美術協会に出展を経て、1962年から抽象表現を模索する前衛グループ「鉄鶏会」に参加。「主流は非具象。真正面からの取り組みぶりであった」と当時評された。1965年頃よりメンバーたちの海外での発表が増え、宮本も1967年よりパリ近郊にて制作を行う。
【展示作品】《火の精霊》1963年/《火の神の拝所》1965年/《エクリチュール》1965年 ほか