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Exhibitions

Living Thing 3018 松尾直樹展

Living Thing 3018 Naoki MATSUO

2018年11月27日(火)〜12月8日(土) 
12:00〜19:00(日曜・最終日〜18:00/月曜・休)

▶ギャラリートーク
〈中原浩大×松尾直樹〉〜80年代の作品を軸に対談
日時:12月2日(日)15:00〜16:15
会場:ギャラリー16
*終了いたしました。多数のご来場ありがとうございました。

  

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「千年先から見つめる」という考えのもとに、植物、動物、人間を描いた絵画を展示します。

未分化で薄暗い、それゆえに可能性のある時空間を、自身の中で「絵画の大地」とか「黎明期」とかの言葉にしながら、こことは少し違う世界の生き物や風景を描いてきました。現実とは少し異なった植物を描いてるうちに、これはパラレルワールドとか過去とかではなく、未来の植物ではないだろうかと2015年の個展時に思いました。人類がすでに地球上に存在しない未来に生息しているだろう植物、です。

今回は千年先から見つめる生き物たちを描きます。千年先とは、まだ人類が生存しているだろうという意味合いの未来です。人類はまだ生存しているだろう、しかし、現在と同じようにではないだろう、という未来です。

松尾直樹
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松尾直樹 Naoki MATSUO
・略歴・
 1962 鹿児島県に生まれる
 1987 京都市立芸術大学大学院美術研究科修了 

・個展・
1985 ギャラリー16(京都)
1986 ギャラリー16(京都)
1987 ギャラリービュウ(大阪)
1990 ギャラリー16(京都) 
   ギャラリービュウ(大阪)
1991 シティギャラリー(神戸)
1992 ギャラリービュウ(大阪)
1993 信濃橋画廊5(大阪)
1996 信濃橋画廊5(大阪)
   ストリートギャラリー(神戸)
1997 ギャラリー16(京都)
2009 「シリーズ80年考PaintingsーSpacing3(登場と退場)ー」 ギャラリー16(京都)
2012 「赤いネズミ、他」 ギャラリー16(京都)
2015 「Another Green Landscape」ギャラリー16(京都)

・グループ展
1982 ポリ・モード(京都市立芸術大学ギャラリー)
   Inside-Outside(Rギャラリー、京都)
1983 ポリ・モード2(大阪府立現代美術センター、大阪)
   イエスアート2(ギャラリー白、大阪)
   アート・ネット・ワーク’83(Rギャラリー、京都)
   NEW ART SCENE IN KANSAI
   (京都市立芸術大学ギャラリー・大阪芸術大学展示ホール・大阪府立現代美術センター)
1984 方法の現在(ギャラリー16、京都)
   イエスアート3(ギャラリー白、大阪)
1985 積極的なタブロー展(信濃橋画廊、大阪)
   Be-Art’85(ギャラリーBe-Art,京都)
   個のななつ展(信濃橋画廊、大阪)
   臨界芸術’85の位相(村松画廊、東京)
   イメージへの回帰(ギャラリー白、大阪)
   K’S STORY展(住友銀行難波支店)
   ウルトラビュウ(ギャラリービュウ、大阪)
   都市に隠れた動物達(大阪府現代美術センター)
1986 トランス・アート・シーン(ギャラリー16、京都)
   現代日本の美術3-戦後生まれの作家達(宮城県美術館)
   TAMA VIVANT’86(多摩美術大学・渋谷西武SEEDホール)
   アートフロントVOL2(心斎橋パルコ、大阪)
1987 明日への造形―九州第7回展、イメージの突然変異(福岡市美術館)
   アートナウ’87(兵庫県立近代美術館)
   五月の風(シティギャラリー、神戸)
   絵画1977ー1987(国立国際美術館、大阪)
1989 日本の美「琳派」(福岡市美術館)
1991 ‘91美術選抜展(京都市美術館)
   第9回大阪現代アートフェアー’91(大阪府立現代美術センター)
1993 関係―ドローイング(サイギャラリー、大阪)
   ’93兵庫の美術家(兵庫県立近代美術館)
1994 今日のドローイング展(信濃橋画廊5、大阪)
1995 VOCA展’95「現代美術の展望新しい平面の作家たち」(上野の森美術館)
   時の器(アートスペース虹、京都)
   絵画の方向’95(大阪府立現代美術センター)
2007 絵画の現在―活躍する鹿児島の画家たちー(鹿児島市立美術館)
2008 TAMA VIVANTⅡ 2008 イメージの種子
   (多摩美術大学・みなとみらい駅地下3階コンコース)
2012 ART KYOTO 2012(国立京都国際会館)
2013 新収蔵品紹介「信濃橋コレクション」を中心に(兵庫県立美術館)
2016 琳派降臨 近世・近代・現代の琳派コードを巡って(京都市美術館)
2017 イメージの庭(伊丹市立美術館)
   非在の庭 最終章(アートスペース虹、京都)
2018 ニュー・ウェイブ 現代美術の80年代(国立国際美術館、大阪)

・パブリック・コレクション・
高松市美術館、兵庫県立美術館